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文書番号:700060
※ この情報は、2007 年 4 月現在のものです。
Windows Vista はここがスゴイ!
2007 年 1 月 30 日、ついにマイクロソフト社から新 OS「Windows Vista」が発売されました。
Windows XP 以来、約 5 年ぶりとなるバージョンアップということで、話題性は抜群です。

イタリア語で「眺望」を意味する“Vista”と名付けられた新しい Windows は、その名が示すとおり、より美しく、使いやすく進化しています。

ここでは、Windows XP との違いや優れている点など、Windows Vista の新機能を中心に魅力をご紹介します。

Windows Vista って何?


Windows Vista とは、パソコンの使い方をより簡単にする OS (基本ソフト) です。
パソコンは、この OS が進化することによって、いろいろなことができるようになりました。
そして、2007 年 1 月 30 日に発売された Windows Vista が、最新の OS なのです。

Windows XP の後継 OS である Windows Vista は、多くの新機能を搭載しています。
Windows XPとの違いで明確なのは、画面がより美しく見やすくなっていることです。
また、ファイルを検索、整理する際の柔軟性が向上しました。
さらにインターネットのマルウェア対策や保護者による制限機能など、セキュリティ対策も大幅に強化されています。

 コンピュータウイルス、ワーム、スパイウェアなどの「悪意のこもった」ソフトウェアのこと。

なお、Windows Vista には、複数のエディション (版) が用意されています。
日本で個人が導入できるのは、家庭ユーザー向けの「Home Basic」と「Home Premium」、小規模事業所や自営業者向けの「Business」、すべての機能が搭載された「Ultimate」の 4 種類で、それぞれ搭載される機能が異なります。

エディション おもな仕様
Home Basic メールの作成やインターネットの閲覧、デジタル写真の観賞など、より安全にパソコンを楽しむための基本的機能を備えたエディション。
Home Premium 「Windows Aero」インターフェイスや充実したデジタルエンターテイメントの機能など、Windows Vista の魅力を最も体験でき、家庭でお楽しみいただくのに最適なエディション。
Business 会社でも外出先でも、多様なツールとセキュリティ機能がビジネスを強力にサポートするエディション。
Ultimate すべての機能を搭載した最上位エディション。
ビジネスに必要な性能、セキュリティ機能、モバイル機能はもちろんのこと、家庭でのデジタル エンターテイメント機能も備えている。

詳細は、以下のマイクロソフト社のページをご参照ください。
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おもな新機能


Windows Vista には、Windows XP にはなかったさまざまな機能が数多く採用されています。ここではその一部をご紹介します。

Windows Aero
Windows Vista Home Premium 以上のエディションには、ウィンドウの半透明処理や 3D 効果を使った、新しいユーザーインターフェースが搭載されています。

※ Windows Vista Home Basic では Windows Aero が利用できません。新しいインターフェイスの魅力を体験いただくには Windows Vista Home Premium 以上のエディションをお勧めします。
Aero グラス
Windows Aero は、半透明なガラス風のデザインを採用しています。見た目の美しさはもちろんのこと、重なり合ったウィンドウが非常に見やすく、ウィンドウを動かしても残像がほとんど出ないのが特長です。
ライブ タスクバー サムネイル
タスクバー ボタンにマウス ポインタを合わせると、Windows Aero では、フォルダの内容がそのまま縮小表示されます。ウィンドウを画面の一番手前に表示させる必要はありません。Excel や Internet Explorer、メールなど、多くのプログラムが開いているときは、内容がわかって大変便利です。
Windows フリップWindows フリップ 3D
「Windows フリップ」は、これまでの Windows の [Alt] + [Tab] キー機能が更新されたものです。 Windows Aero では、一般的なアイコンではなく、開いているウィンドウのライブ サムネイルが表示されるため、探しているウィンドウを簡単に特定できます。


さらに強力なウィンドウの切り替えが「Windows フリップ 3D」です。[Windows] + [Tab] キーで複数のウィンドウを立体的に回転しながら表示できます。
スタートメニュー
Windows Vista の [スタート] メニューは Windows XP よりもすっきりとした表示になり、従来の [すべてのプログラム] からサブメニューが開いていくような表示方法ではなく、フォルダを階層表示して開いていくように改良されました。そのため、階層の深い位置にあるメニューを開いても画面がいっぱいになることがありません。

クイック検索
[スタート] メニューに「クイック検索」機能が追加されました。Windows Vista の検索機能は非常に高速で、検索欄にキーワードを一文字入力するごとに対象のファイルが表示され、入力文字数が増えると候補が絞り込まれていきます。また、特定のメールを探したり、ソフトを探したり、コントロールパネルの機能を探すなど、ファイル以外の検索にも対応しています。
スリープ・モード
Windows Vista には新しい省電力モードとして「スリープ・モード」が追加されました。「スリープ・モード」はスタンバイと休止状態を組み合わせたモードで、メモリの内容を保持したままハードウェアの電源をなるべく切ることで、電力消費を抑える機能です。そのため、Windows Vista では、[スタート] メニューで電源オフのボタン(Windows XPでは [シャットダウン] に相当) を選択すると、「スリープ・モード」でパソコンを終了します。
セキュリティ
Windows Vista では、パソコンを保護するセキュリティ機能がさらに強固なものになり、「保護者による制限」という機能が新たに用意されました。また、スパイウェアなどの迷惑ソフトウェアからパソコンを守るための新機能「Windows Defender」を標準装備。ウイルスなどが Windows Vista の設定を勝手に変更できないよう、重要な設定変更の際に利用者に確認を求める「ユーザー アカウント制御」機能も追加され、信頼性が向上しました。

 Windows Vista Business には「保護者による制限」機能が含まれておりません。

他にも・・・

Windows Vista のデスクトップの右側には、「ガジェット」という小さなアプリケーションを実行するためのサイドバーが追加されました。

時計やスライドショー、気象情報、カレンダー、付箋などといったガジェットが標準で用意されていて、自由にサイドバーに配置することができます。また、ガジェットはサイドバーから出してデスクトップの好きな位置に配置することも可能です。

なお、マイクロソフト社のサイトでも標準装備以外のガジェットが公開されており、ダウンロードすることが可能になっています。
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Windows Vista が動作するパソコン


Windows Vista を快適に動作させるためには、Windows XP よりも動作条件が多少厳しくなっています。

■ サポートされている最低システム要件 (マイクロソフト社情報)
CPU 800 MHz 以上の 32 bit (x86) または 64 bit (x64) プロセッサ
システムメモリ 512 MB 以上
HDD 20 GB 以上のハードディスク、かつ 15 GB 以上の空き容量
グラフィック SVGA (800×600)
その他 内蔵または外付けの CD-ROM ドライブ

注意事項
Windows Vista Home Premium はメモリ 1 GB 以上が推奨です。また、Windows Vista Home Basic でもアプリケーションソフトによっては 512 MB 以上のメモリが必要になる場合があります。
なお、Prius Navistation を Windows Vista でお使いいただくには最低 768 MB、推奨 1 GB 以上のメモリ搭載が必要です。さらに、Prius Navistation を Windows Vista 対応版に変更する必要があります。

Prius World では、Windows Vista へのアップグレード情報を提供しております。Windows Vista へのアップグレードをお考えの場合は、こちらをご活用ください。
また、マイクロソフト社のサイトでは、現在お持ちのパソコンで Windows Vista が動作するか確認するソフト「Windows Vista Upgrade Advisor」を無償配布しています。こちらも併せてご活用ください。
さらに、お使いの周辺機器やアプリケーションが Windows Vista に対応しているかどうかについても確認が必要です。
以下のマイクロソフト社のページで、「パソコン、アプリケーションおよび周辺機器メーカー各社による対応情報」で各メーカーサイトへのリンクをクリックすると、対応製品の情報や既存製品を対応させるための方法などが表示されます。
また、「Windows Vista 標準サポート周辺機器」では、メーカー名とカテゴリを選択して対応機器を検索することができます。

Windows Vista アップグレードキャンペーン

キャンペーン対象製品を新規にご購入いただき、受付期間内にお申し込みいただいたお客様に、「Windows Vista アップグレードキット」を優待価格にてご提供します。

詳細は、こちらのページをご覧ください。
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関連情報

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