Windows XP SP1/SP1aでのスタンバイまたは休止状態でのハードディスク保護対策
文書番号:100547
最終更新日:2005/12/14 10:05
Windows XP SP1/SP1a を適用すると、パソコンが正常に起動しなくなる場合があります。
その予防方法について説明します。
Windows XP サービスパック1(以下、SP1)もしくはWindows XP サービスパック1a(以下、SP1a)を適用すると、シャットダウン時、スタンバイ時または休止状態に入ったときにハードディスクドライブのキャッシュ内のデータを失う可能性のあることが、Microsoft社より報告されています。
文書番号 : 331958
タイトル : スタンバイまたは休止状態に入るとハードディスクが破損する
この現象によって、
・OSが起動しない
・OSが起動途中で止まる
・OS起動途中でブルースクリーンになる
などの、正常に起動しない不具合が想定されます。
この問題に関する対象機種、発生条件および予防方法は以下となります。
1.対象機種
・Prius Deck 570C/770C
・Prius Deck 570D/770D
・Prius Deck 770E
・Prius Air 670E/650E
2.発生条件
対象機種において以下の条件を全て満たすことが条件となります。
・Windows XPにSP1もしくはSP1aが適用されていること
・デバイスマネージャのディスクのプロパティの[ポリシー]タブ内部にある[ディスクの書き込みキャッシュを有効にする]が選択されていること
※Prius Deck 770E/Prius Air 670E/650E は出荷状態および再セットアップ状態のどちらにおいても「Windows XP SP1」が適用されています。
3.解決方法
Microsoft社より修正プログラムが提供されています。修正プログラムをダウンロードし、適用することで現象を回避することができます。
ハードディスクを保護するために修正プログラムを適用することを推奨します。