ご質問
Windows 98/Windows 98SE で、フォントキャッシュファイルを再構築する方法を教えてください。
回答
ここでは、フォントキャッシュファイルを再構築する方法について説明します。
【補足】
フォントキャッシュファイルとは、パソコン画面上に文字を高速に表示および処理するために、一時的に保存されているフォント情報が保存されているファイルのことです。
フォントキャッシュファイルが破損した場合、以下の現象が発生する可能性があります。
- ウィンドウの [最大化]・[最小化]・[閉じる] ボタンが正しく表示されない
- フォントが正常に表示されない
- ラジオボタンやチェックボックスなどが正常に表示されない
- 選択できるフォントが少なくなった
- フォントをインストールするとエラーが出たりパソコンがフリーズする
- アプリケーションがインストール済みのフォントを正しく認識しない
以下の手順でフォントキャッシュファイルを再構築することにより、上記現象が改善する可能性があります。
● 操作手順
- Windows をセーフモードで起動します。
【補足】
セーフモードで起動する方法については、以下の文書をご参照ください。
- [スタート] メニューから [設定] - [フォルダ オプション] をクリックします。
- [フォルダ オプション] ダイアログが表示されたら [表示] タブをクリックし、[詳細設定] 項目内の [すべてのファイルを表示する] をクリックし、[OK] をクリックします。
これにより、隠しファイルや隠しフォルダが表示されるようになります。
- [スタート] メニューから [検索] - [ファイルやフォルダ] をクリックします。
- [名前] 欄に「ttfcache」と入力し、[探す場所] で [(C:)] を選択してから [検索開始] をクリックします。
- [ttfcache] ファイルが検索されたらクリックして選択し、キーボードの [Shift] キーを押しながら [Delete] キーを押します。
この操作により、[ttfcache] ファイルが [ごみ箱] に移動せず、完全に削除されます。
- [ファイルの削除の確認] が表示されたら [はい] をクリックします。
- Windows を再起動します。
再起動することにより、削除したフォントキャッシュファイルの再構築 (新規作成) が実行されます。
以上で、フォントキャッシュファイルの再構築の操作は完了です。
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