ご質問
システムの復元で作成される復元ポイントの種類について教えてください。(Windows XP)
回答
Windows XP(ウィンドウズエックスピー)の「システムの復元」は、作成されている復元ポイントを参照し、パソコンを以前の状態に戻すことができます。復元ポイントが存在しない場合、パソコンを以前の状態に戻すことができません。
復元ポイントが作成されるタイミングおよび種類は、次のとおりです。
一番最初にあるシステムチェックポイント
- Windows XPがプレインストールされているパソコンを最初に起動した際に作成されます。この復元ポイントを使用した場合、Windowsおよびプログラムはパソコンを最初に起動したときの状態に戻ります。なお、拡張子がdoc、htm、xlsなどのファイル、および「マイドキュメント」フォルダ内のすべてのファイルは復元されません。
システムチェックポイント
- システムが変更されなくても、24時間ごとにパソコンが使用されない状態が数分間続くと復元ポイントが作成されます。パソコンの電源を切って24時間以上経過した場合、次回パソコンの電源を入れたときに復元ポイントが作成されます。これらの復元ポイントは、システムの復元でスケジュールされています。
「プログラム名」インストールの復元ポイント
- Installshield(インストールシールド)または最新版のWindowsインストーラを使用してプログラムをセットアップした場合に復元ポイントが作成されます。この復元ポイントを使用して、システムが変更された内容を検索したり、セットアップ前の状態にパソコンを戻すことができます。上記以外のインストーラを使用してプログラムをセットアップした場合、復元ポイントは作成されません。
Windowsアップデートの復元ポイント
- Windowsの自動アップデート機能を使用してシステムの更新が行われる前に、復元ポイントが作成されます。ダウンロードしただけでは、復元ポイントは作成されません。
手動で作成した復元ポイント
- 「システムの復元ウィザード」を使用して、手動で復元ポイントを作成することができます。手動で復元ポイントを作成しておくと、問題が発生した場合、パソコンを以前の状態に戻すことができます。

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