文書番号103667：パソコンの起動時に毎回チェックディスク (スキャンディスク) が起動する場合の対処方法 (Windows XP)

ご質問

パソコンの起動時に毎回チェックディスク (スキャンディスク) が起動してしまいます。この場合の対処方法を教えてください。

回答

ここでは、パソコンの起動時に毎回チェックディスクが起動してしまう場合の対処方法について説明します。

現象が発生する原因

Windows が異常終了したり、問題が発生したために強制終了した後に電源を入れると、ハードディスク内に異常がないか確認するためにチェックディスク (スキャンディスク) が実行されることがあります。

通常は、1 回チェックディスクを実行することで、次回の起動時にはチェックディスクが実行されませんが、チェックディスクを途中で終わらせたり、標準的なチェックでは確認できなかった問題がハードディスクにあった場合に、起動時に毎回チェックディスクが実行されることがあります。

以下の項目を順にご確認ください。

「完全」なチェックディスクを実行する
チェックディスクを実行する対象から C ドライブを外す

「完全」なチェックディスクを実行する

Windows 上で、「完全な」チェックディスクを実行することで、回避できる場合があります。以下の手順を参考に完全なチェックディスクをお試しください。

注意事項
Prius に接続されている周辺機器をすべて取り外した状態で以下のチェックディスクの操作を行ってください。

● 操作手順

[スタート] メニューより、[マイコンピュータ] をクリックします。

[ローカルディスク] アイコン上で右クリックし、ショートカットメニューより [プロパティ] をクリックします。

[ツール] タブをクリックし、[エラーチェック] 項目の [チェックする] をクリックします。

「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」と「不良セクタをスキャンし、回復する」にチェックを入れ、[開始] をクリックします。

下図が表示されたら、[はい] をクリックします。

「ローカルディスク (C:) のプロパティ」画面に戻り、[OK] をクリックします。

[スタート] メニューより [終了オプション] をクリックし、[再起動] をクリックします。

Windows の再起動が開始され、起動時にチェックディスクが開始されます。(下図参照)

チェックディスクが終了すると、自動的に Windows が起動します。

【補足】
チェックディスクの動作には、若干時間がかかります。また、パソコンの仕様や環境によりチェックディスク実行時間は異なります。