CD/DVD メディアの種類について
文書番号:104841
最終更新日:2008/04/25 12:00
CD や DVD などのメディアの種類や違い、規格などについて教えてください。
ここでは、CD や DVD などのメディアの種類や規格などについて説明します。
Prius のコンピュータで使用することができる CD や DVD などのメディアには様々な種類があり、それぞれ使用上の規格が定められています。
CD や DVD などのメディアについては、以下の項目をご参照ください。
注意事項
CD/DVD メディアを購入する際には、ご使用の Prius がどの種類の CD/DVD メディアに対応しているかをよくご確認ください。
ご使用の Prius に対応している CD/DVD メディアや、データを書き込む記録速度を確認する方法については、以下の文書をご参照ください。
ここでは、CD (Compact Disc) というメディアについて説明します。
CD は、650MB (74 分) から 700MB (80 分) までの容量のデータを記録することができるメディアです。
CD の種類や規格については、以下のとおりです。
種類 | 規格 |
CD-ROM | 市販されている音楽 CD やゲーム、アプリケーション CD などの、読み取り専用のメディアです。 記録されているデータを読み取るためのメディアであり、データの書き込みや削除を行うことはできません。 |
CD-R | 1 回のみデータを書き込むことができるメディアです。 書き込んだデータを消去、移動、編集することはできません。 ディスクに書き込み可能な空き容量があり、ディスクのファイナライズ処理を行っていない場合、データを追記することができます。 音楽データを書き込んだ CD-R は、CD プレーヤーや CD-ROM ドライブで再生することができます。 |
CD-RW | データの書き換えを、1,000 回以上行うことができるメディアです。 データの書き込み、削除、書き換えを行うことができます。 ディスクに書き込み可能な空き容量があり、ディスクのファイナライズ処理を行っていない場合、データを追記することができます。 また、ファイナライズ処理を行ったディスクは、ディスクに書き込んだファイルを一旦ハードディスクなどへ保存し、ディスクのフォーマットを行うことで、再度データの書き込みができるようになります。 音楽データを書き込んだ CD-R は、CD プレーヤーや CD-ROM ドライブで再生することができます。 注意事項 ご使用の CD プレーヤーや CD-ROM ドライブによっては、再生できない可能性があります。 |
■ 「データ用 (for data)」と「音楽用 (for audio)」の違いについて
CD-R/RW は、データ用と音楽用の 2 種類が販売されています。
「データ用」と「音楽用」は、基本的な仕様や構造などに違いはなく、データ用 CD-R/RW に音楽データを書き込んで再生したり、音楽用 CD-R/RW にデータを書き込むことができます。
「データ用」と「音楽用」の違いについては、以下のとおりです。
ここでは、DVD (Digital Versatile Disk) というメディアについて説明します。
DVD は、大きさや形状は CD と同じですが、4.7GB (片面 1 層記録タイプ) から最大 9.4GB (両面各 1 層記録タイプ) までの大容量のデータを記録することができるメディアです。
DVD の種類や規格については、以下のとおりです。
種類 | 規格 |
DVD-ROM | 市販されている DVD ビデオ (DVD-Video) やゲーム、アプリケーション DVD などの、読み取り専用のメディアです。 記録されているデータを読み取るためのメディアであり、データの書き込みや削除を行うことはできません。 |
DVD-R | 1 回のみデータを書き込むことができるメディアです。 書き込んだデータを消去、移動、編集することはできません。 ディスクに書き込み可能な空き容量があり、ディスクのファイナライズ処理を行っていない場合、データを追記することができます。 記録型 DVD の中では最も互換性が高く、ディスクのファイナライズ処理を行うことにより、様々な DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブで再生することができます。 |
DVD+R | 1 回のみデータを書き込むことができるメディアです。 書き込んだデータを消去、移動、編集することはできません。 ディスクに書き込み可能な空き容量がある場合は、データを追記することができます。 ディスクのファイナライズ処理を行う必要がなく、DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブで再生することができます。 注意事項 DVD-R とは規格や構造が異なるため、ご使用の DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブによっては、再生できない可能性があります。 |
DVD-R DL | 「DL」とは「Double Layer (ダブルレイヤー)」の略で、記録層を 2 つ持つメディアです。 一般的な DVD メディアの約 2 倍のデータを記録することができます。 1 回のみデータを書き込むことができます。 書き込んだデータを消去、移動、編集することはできません。 ディスクのファイナライズ処理を行うことにより、DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブで再生することができます。 注意事項 記録型 DVD の中では最も新しいフォーマットであり、普及率が低いため、再生することができる DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブが限られています。 また、ディスクに書き込み可能な空き容量があり、ディスクのファイナライズ処理を行っていない場合は、データを追記することができますが、記録方式が変わってしまうため、互換性が低くなり、再生できなくなる可能性があります。 |
DVD+R DL | 「DL」とは「Double Layer (ダブルレイヤー)」の略で、記録層を 2 つ持つメディアです。 一般的な DVD メディアの約 2 倍のデータを記録することができます。 1 回のみデータを書き込むことができます。 書き込んだデータを消去、移動、編集することはできません。 ディスクのファイナライズ処理を行う必要がなく、DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブで再生することができます。 注意事項 記録型 DVD の中では最も新しいフォーマットであり、普及率が低いため、再生することができる DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブが限られています。 また、ディスクに書き込み可能な空き容量がある場合は、データを追記することができますが、記録方式が変わってしまうため、互換性が低くなり、再生できなくなる可能性があります。 |
DVD-RW | データの書き換えを、1,000 回以上行うことができるメディアです。 データの書き込み、削除、書き換えを行うことができます。 ディスクに書き込み可能な空き容量がある場合は、ファイナライズ処理を行った後でもデータを追記することができます。 ※ 記録方式によっては、一旦ファイナライズを解除してから追記するか、またはディスクのフォーマットを行い、再度データを書き込む必要があります。 ディスクのファイナライズ処理を行うことにより、DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブで再生することができます。 注意事項 ご使用の DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブによっては、再生できない可能性があります。 |
DVD+RW | データの書き換えを、1,000 回以上行うことができるメディアです。 データの書き込み、削除、書き換えを行うことができます。 ディスクに書き込み可能な空き容量がある場合は、データを追記することができます。 ディスクのファイナライズ処理を行う必要がなく、DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブで再生することができます。 注意事項 ご使用の DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブによっては、再生できない可能性があります。 |
DVD-RAM | データの書き換えを、10 万回以上行うことができるメディアです。 ハードディスクやフロッピーディスクのように使用し、データの書き込み、削除、書き換えを行うことができるので、データのバックアップに最適です。 使用する前には、ディスクのフォーマットを行う必要があります。 市販されている DVD-RAM には、カートリッジに入っているタイプのものと、入っていないタイプのものがあります。 注意事項 DVD-RAM でデータの読み書きや再生、録画を行うには、DVD-RAM に対応している DVD プレーヤーや DVD-ROM ドライブを使用する必要があります。 |
■ 「データ用 (for data)」と「録画用/ビデオ用 (for video)」の違いについて
記録用の DVD メディアは、データ用と録画用/ビデオ用の 2 種類が販売されています。
「データ用」と「録画用/ビデオ用」の違いについては、以下のとおりです。