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パソコンを安全にお使いいただくために

安全に関する共通的な注意について

次に述べられている安全上の説明をよく読み、十分理解してください。

これを怠ると、けが、火災や装置の破損を引き起こすおそれがあります。

シンボルについて

安全に関する注意事項は、次に示す見出しによって表示されます。これは安全注意シンボルと「警告」および「注意」という見出し語を組み合わせたものです。

これは、安全注意シンボルです。人への危害を引き起こす潜在的な危険に注意を喚起するために用います。起こりうる傷害または死を回避するためにこのシンボルのあとに続く安全に関するメッセージに従ってください。
これは、死亡または重大な傷害を引き起こすかもしれない潜在的な危険の存在を示すのに用います。
これは、軽度の傷害、あるいは中程度の傷害を引き起こすおそれのある潜在的な危険の存在を示すのに用います。
これは、装置の重大な損傷、または周囲の財物の損害を引き起こすおそれのある潜在的な危険の存在を示すのに用います。

【表記例1】感電注意
△の図記号は注意していただきたいことを示し、△の中に「感電注意」などの注意事項の絵が描かれています。
【表記例2】分解禁止
の図記号は行ってはいけないことを示し、 の中に「分解禁止」などの禁止事項の絵が描かれています。
【表記例3】電源プラグをコンセントから抜け
●の図記号は行っていただきたいことを示し、●の中に「電源プラグをコンセントから抜け」などの強制事項の絵が描かれています。

操作や動作は

マニュアルに記載されている以外の操作や動作は行わないでください。装置について何か問題がある場合は、電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いたあと、お買い求め先にご連絡ください。

自分自身でもご注意を

装置やマニュアルに表示されている注意事項は、十分検討されたものです。それでも、予測を越えた事態が起こることが考えられます。操作に当たっては、指示に従うだけでなく、常に自分自身でも注意するようにしてください。

異常な熱さ、煙、異常音、異臭
万一異常が発生した場合は、電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。そのまま使用すると、感電、火災の原因になります。すぐに電源プラグを抜けるように、コンセントの周りには物を置かないでください。
修理・改造・分解
本書の指示に従って行うオプションなどの増設作業を除いては、自分で修理や改造・分解をしないでください。火災や感電、やけどの原因になります。
特に電源ユニット内部は高電圧部が数多くあり、万一さわると危険です。
装置内部への異物の混入
通気孔などから内部にクリップや虫ピンなどの金属類や燃えやすい物などを入れないでください。そのまま使用すると、感電や火災の原因になります。
パソコンカバーの取り外し
パソコンカバーを取り外すときは、電源を切り、電源プラグをコンセントから抜き、すべてのケーブル類をパソコンから外してから行ってください。パソコンの電源を切っても、一部の回路には通電しているため、思わぬ接触など作業の不具合発生時に故障や劣化による火災の原因になります。
電源コードの取り扱い
電源コードは必ず付属のものを使用し、次のことに注意して取り扱ってください。取り扱いを誤ると、電源コードの銅線が露出したりショートや一部断線で、過熱して感電や火災の原因になります。
装置上に物を置く
花びん、植木鉢など水の入った容器や虫ピン、クリップなどの小さな金属物を置かないでください。内部に入った場合、そのまま使用すると、感電や発煙、発火の原因になります。
揮発性液体の近くでの使用
マニキュア、ペディキュアや除光液など揮発性の液体は、パソコンの近くで使わないでください。パソコンの中に入って引火すると火災の原因になります。
落下などによる衝撃
落下させたり、ぶつけるなど過大な衝撃を与えないでください。内部に変形や劣化が生じ、そのまま使用すると、感電や火災の原因になります。
電源プラグの抜き差し
電源プラグの接触不良やトラッキング
電源プラグは次のようにしないと、トラッキングの発生や接触不良で過熱し、火災の原因になります。
使用する電源
使用できる電源は交流100Vです。それ以外の電圧では使用しないでください。電圧の大きさに従って内部が破損したり過熱・劣化して感電や火災の原因になります。
日本国以外での使用
本パソコンは日本国内専用です。電圧の違いや環境の違いにより国外で使用すると火災や感電の原因になります。また他国には独自の安全規格が定められており本パソコンは適合していません。
電池の取り扱い
電池は次のことに注意してお取り扱いください。取り扱いを誤ると、液漏れ、過熱・破裂・発火し、火災やけがの原因となります。

電池の廃棄
取り外した電池を廃棄するときは、お買い求め先に相談していただくか、地方自治体の条例または規則に従ってください。
電池の保管

タコ足配線
同じコンセントに多数の電源プラグを接続するタコ足配線はしないでください。コードやコンセントが過熱し、火災の原因になるとともに、電力使用量オーバーでブレーカーが落ち、ほかの機器にも影響を及ぼします。
湿気やほこりの多い場所での使用

温度差のある場所への移動
移動する場所間で温度差が大きい場合は、表面や内部に結露することがあります。結露した状態で使用すると、発煙、発火や感電の原因となります。使用する場所で、数時間そのまま放置してからご使用ください。
電源スイッチについて
電源を切っても、一部の回路には通電されています。休暇や旅行など長期間ご使用にならないときは、電源プラグをコンセントから抜いてください。万一、部品破損時には発煙・発火の原因になります。
周辺機器の増設や接続
周辺機器を増設・接続するときは、電源プラグをコンセントから抜き、すべてのケーブル類をパソコンから外してください。また、マニュアルの説明に従い、マニュアルで使用できることが明記された周辺機器を使用してください。それ以外の周辺機器を使用すると、接続仕様の違いによる周辺機器やパソコンの故障から発煙、発火、火災や故障の原因になります。
通気孔
通気孔は内部の温度上昇を防ぐためのものです。物を置いたり立てかけたりして通気孔をふさがないでください。内部の温度が上昇し、発煙、発火や故障の原因になります。

関連項目 →「縦置き」

 

関連項目 →「横置き」

パソコンスタンドの取り付け
縦置きの場合、付属のパソコンスタンドを正しい位置に必ず取り付けてください。取り付けないと、通気孔がふさがり、発煙、発火や故障の原因になります。また、転倒し、けがや故障の原因になります。

パソコンの移動について
パソコンを移動させるときは、パソコン本体を持って移動してください。ゴム足やパソコンスタンドを持って移動させると、パソコン本体からゴム足やパソコンスタンドが外れ、けがや故障の原因になります。

関連項目 →「縦置き」

 

関連項目 →「横置き」

ゴム足の取り付け
横置きの場合、付属のゴム足をパソコンの四隅に必ず取り付けてください。取り付けないと、通気孔がふさがり、発煙、発火や故障の原因になります。また、転倒し、けがや故障の原因になります。

電話線またはテレビアンテナ線への接続と 使用
雷が鳴っているときは、パソコンの使用、テレビアンテナ線の接続および電話線への接続作業を中止してください。誘導雷で発生する高電圧によって感電するおそれがあります。

モジュラーケーブルについて
パソコンのカバーを開ける場合には、パソコンからモジュラーケーブル(電話線)を必ず外してください。呼び出し(ベル)着信時および雷が鳴っているときは感電するおそれがあります。
梱包用ポリ袋について
パソコンの梱包用エアーキャップなどのポリ袋は、小さなお子様の手の届くところに置かないでください。かぶったりすると窒息するおそれがあります。
ほこりの除去について
パソコンの周囲は、ほこりを吸わないようにこまめに清掃してください。パソコンの冷却用ファンユニットが目詰まりをおこし、過熱、発煙や故障の原因となります。

アース線について
感電防止のため、アース線を専門の電気技術者が施工したアース端子に接続してください。接続しないと万一の漏電時に感電の原因となります。

心臓ペースメーカーを装着時の使用
キーボードとマウスがワイヤレスで通信しています。電波により心臓ペースメーカーの動作に影響を与えるおそれがあります。心臓ペースメーカーの装着部分から22p以上離してご使用ください。
医用電気機器の近くで使用
医療機関の屋内にいるときは、医療機関側が使用を認めた区域以外では、電源を切ってください。また、医療用機器の近くでは電源を切ることをお勧めします。
接続端子への接触
USBコネクターなどの接続端子に手や金属で触れたり、針金などの異物を挿入したりしないでください。また、金属片のある場所に置かないでください。発煙したり接触不良などにより故障の原因になります。
部品の追加・交換
電源を切った直後は、内部の部品が熱くなっています。約30分、時間をおいてから行ってください。やけどの原因になります。
金属など端面への接触
パソコンの移動、部品の追加などで金属やプラスチックなどの端面に触れる場合は、注意して触れてください。または、綿手袋を着用してください。けがをするおそれがあります。
不安定な場所での使用
傾いたところや狭い場所など不安定な場所には置かないでください。落ちたり倒れたりして、けがをするおそれがあります。

目的以外の使用
踏み台やブックエンドなど、パソコン本来の目的以外に使用しないでください。壊れたり、倒れたりし、けがや故障の原因になります。
信号ケーブルについて
ヘッドホンやイヤホン
ヘッドホンやイヤホン使用時は、適度な音量でご使用ください。音量が大きすぎると難聴になるおそれがあります。
小さなお子様などの使用時
小さなお子様などがお使いになるときは、必ず大人の方の見守りが必要です。トレイやパネルに指を挟んだりして、けがの原因になります。
眼精疲労について
ディスプレイを見る作業を行うときは、作業場を300〜1000ルクスの明るさにしてください。また、連続作業するときは、1時間に10分から15分程度の休息をとってください。長時間ディスプレイを見続けると、眼に疲労が蓄積されます。
トレイの開閉
CD/DVDドライブのトレイはディスク(CD、DVD)を装着、取り出しするとき以外は必ず閉じて使用してください。手などがぶつかったり指を挟んだりして、けがの原因になります。また塵埃の浸入による故障の原因にもなります。
光デジタルオーディオ出力端子について
光デジタルオーディオ出力端子からの信号ケーブル先端部の赤い光を長時間見続けないでください。眼を痛める原因となります。
乾電池の使用について
リモコンやワイヤレスキーボード、マウスを長期間使用しないときは、電池を取り外してください。取り外さないと、液漏れによりやけどをしたり、リモコンやワイヤレスキーボード、マウスが故障するおそれがあります。

光学式マウスについて
マウスの底面から発せられる赤い光を直接見ると、眼を痛める場合があります。赤い光を直接見ないでください。
屋外での使用
屋外では使用しないでください。故障の原因になります。
パソコンの廃棄
本製品を廃棄する場合は、適切なリサイクル処理をお願いします。
「資源の有効な利用の促進に関する法律(通称:改正リサイクル法)」にもとづき、パソコン製造事業者である弊社は、お客さまのご依頼にもとづく事業者(法人所有)向けのパソコンの回収リサイクルサービスと、ご家庭(個人所有)向けの回収リサイクルサービスを提供しています。当該サービスでは回収リサイクルの効果を向上させるなど、法律の趣旨に的確に対応していますので、ご利用ください。

お問合せ先→『知っておこう!Prius』の「4章 パソコンの破棄およびリサイクルについて」

ボードの取り扱いについて
ボードを取り扱う場合は、静電気をあらかじめ取り除くか、綿手袋などを着用してください。静電気を取り除かないで、コネクター部などの電気部品に触れると壊れるおそれがあります。
バックアップについて
ハードディスク装置のデータなどの重要な内容は必ず補助記憶装置にバックアップを取ってください。ハードディスク装置が壊れると、データなどがすべてなくなってしまいます。
電波障害について
ほかのエレクトロニクス機器に隣接して設置した場合、お互いに悪影響を及ぼすことがあります。特に近くにテレビやラジオなどがある場合、雑音が入ることがあります。その場合は、次のようにしてください。
スタンドについて
スタンドを取り付けた状態で、パソコンを傾けないでください。スタンドが壊れることがあります。