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HDDのトラブル

HDDに不良セクターがある
HDDは、高密度な磁気ディスクにデータを保存する精密機器です。磁気ディスクには微小な欠点があり、これらの領域にはデータを書き込まないようになっています。HDDのエラーチェックプログラムを実行すると、「不良セクタ」もしくは「スキップセクタ」が表示されることがあります。これは、データを書き込まない領域を表示しているだけで、HDDの不良ではありません。取り付けられている内蔵HDDの容量と、エラーチェックプログラム実行時に表示される「全ディスク容量」との関係は次の通りです。内蔵HDDが複数のパーティションに分割されている場合は、各領域の合計値です。この場合、合計値が次の値以下になる場合があります。なお、*は電子マニュアル『パソコン応用』7章の「パソコン仕様一覧」のHDD欄をご参照ください。

内蔵HDD容量:*GB

全ディスク容量:*×1000000000バイト以上

HDDランプが点灯したままに なっている
HDDが壊れている可能性があります。プログラムを強制的に終了させ、[チェックディスクツール]を実行して、HDDにエラーがないかチェックします。[チェックディスクツール]は、次の手順で行います。
 
 
1
[スタート]ボタン−[マイコンピュー タ]を選択する。
 
 
2
[ローカルディスク(C:)]アイコン を右クリックして、[プロパティ]を クリック。
 
 
3
[ツール]タブをクリックし、[エラー チェック]の[チェックする]ボタン をクリック。
 
 
4
[ファイルシステムエラーを自動的 に修復する]と[不良セクタをスキャ ンし、回復する]をチェックし、[開 始]ボタンをクリック。
 
 
 
 
 
5
メッセージが表示される場合は、[は い]ボタンをクリックしたあと、パ ソコンを立ち上げ直す。チェック ディスクツールが開始され、終了す ると結果レポートが表示される。

HDDの空き容量が少なくなった
ディスククリーンアップを実行してインターネット一時ファイルなどを削除します。
 
 
1
[スタート]ボタン−[すべてのプロ グラム]−[アクセサリ]−[システ ムツール]−[ディスククリーンアッ プ]を選択する。[ディスククリーン アップ]画面が表示される。
 
 
2
ドライブを選択する。
 
 
3
[ディスククリーンアップ]タブをク リック。削除するファイルのチェッ クボックスをオン/オフし、[OK]ボ タンをクリック。
 
 
 
 
 
4
確認のメッセージで[はい]ボタン をクリック。
 
不要なファイルを削除します。
 
不要なアプリケーションを削除します。

アプリケーションの削除方法→電子マニュアル『パソコン応用』4章の「アプリケーションを削除する」

 
HDDを増設し、ファイルを移動します。
 
CD/DVDドライブにディスクをセットし、ファイルを移動します。
次の手順を行ってください。
 
 
1
未使用のCD-R/RWなどをCD/DVDド ライブに入れる。
 
 
2
コピーしたいファイルまたはフォル ダーを選択する。
 
 
3
ファイルまたはフォルダーが選択さ れた状態で、マウスの右ボタンをク リック。
 
 
4
[送る]の[CDドライブ]をクリック。
 
 
5
画面右下に表示されるメッセージの [i]ボタンをクリック。
 
 
6
[これらのファイルをCDに書き込む] をクリック。
 
 
7
[CD書き込みウィザード]に従って 進む。
これで、ファイルやフォルダーが ディスクにコピーされます。

1台のHDDに、複数のドライブ を作りたい
再セットアップの際に複数の領域(パーティション)を作成し、フォーマットすると、複数のドライブができます。

パーティションを作成すると、HDD内のデータはすべて削除されます。

複数の領域の作成について→電子マニュアル『パソコン応用』4章の「パーティションの設定」