ウィルス・セキュリティ情報

【緊急】Blaster ウィルスに関する情報
－リモートプロシージャコール（RPC）サービスが異常終了し、カウントダウン後、Windowsが再起動するエラーについて－

文書番号	：400009
最終更新日	：2006/08/21

RPCインターフェイスのバッファオーバーランの対策について

パソコンを起動すると、以下のウインドウが表示されて再起動を繰り返してしまう場合、この資料の手順を行うことにより改善されます。

本件に関する詳細情報はマイクロソフト社「Blaster に関する情報」を参照ください。

インターネットに接続しているケーブルを抜いてください。
（例）モデムケーブル、LANケーブルなど

原因となっているウイルスの動作を停止します。

1.1	パソコンが起動したら、キーボードの[Ctrl]キー、[Alt]キー、[Delete]キーの3つのキーを同時に押します。 [Windowsタスクマネージャ]の画面が表示されます。



1.2	[プロセス]タブをクリックし、表示されているプロセスの[イメージ名]から[msblast.exe] （もしくは[penis32.exe]、[Teekids.exe]、[ms laugh.EXE]）を選択し、[プロセスの終了] ボタンをクリックします。見つからない場合は、手順２（ウイルスの侵入を防ぐために、ファイアウォールの設定を行います。）に進みます。



1.3	[タスクマネージャの警告]ウインドウが表示されたら[はい]ボタンをクリックし、 [msblast.exe]（もしくは[penis32.exe]、[Teekids.exe]）を終了します。

ウイルスの侵入を防ぐために、ファイアウォールの設定を行います。

2.1	[スタート]ボタンをクリックし、[マイネットワーク]をクリックします。 [マイネットワーク]ウインドウの左上の[ネットワーク接続を表示する]をクリックします。 [ネットワーク接続]ウインドウが表示されます。







2.2	[ネットワーク接続]ウインドウの中にあるアイコンから、インターネット接続に使用しているアイコンを右クリックし、[プロパティ]をクリックしますプロパティウインドウが表示されたら、[詳細設定]タブをクリックして、「インターネット接続ファイアウォール」にある[インターネットからの～]の左側のチェックボックスにチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。



【注意】	ここでは、ADSL、ケーブルテレビ、光ファイバー等ＬＡＮによってインターネットに接続していると想定して[LAN または高速インターネット] 内の「ローカルエリア接続」を選択していますが、接続方法によって異なります。インターネットを接続するために使用されているネットワーク接続を選択してください。たとえば、モデムを使ってインターネットに接続されている場合のネットワーク接続は [ダイヤルアップ] 内に表示されます。

修正プログラムをインストールします。

修正プログラムをダウンロードしますので、【はじめに】で抜いたケーブルを接続しなおします。

「Microsoft Windows XP」

「 32 bit Edition

」

【注意】Windows Updateを行うことで、以下の現象が発生する可能性があります。

	Windows XP ServicePack1をダウンロード後、パソコンから音がでない。
	Windows XP ServicePack1をダウンロード後、ハングアップが多発する。
	Windows XP ServicePack1をダウンロード後、「筆ぐるめ」にて日本語入力ができない。
	Windows XP ServicePack1をダウンロード後、Prius 750シリーズにてNavistationが起動できない。
	Windows XP ServicePack1をダウンロード後、パソコンからの音声再生がスローになる。

ウィルスを除去します。

【補足】	ウィルス駆除ツールの使用はお客様の責任において実行してください。駆除ツールのダウンロード方法や使い方がわからない場合は、駆除ソフトメーカ様へお問い合わせください。

	株式会社シマンテック W32.Blaster.Worm 駆除ツール：W32.Blaster.Worm 駆除ツール

	トレンドマイクロ株式会社 WORM_MSBLAST.A 駆除ツール：トレンドマイクロシステムクリーナ ver. 3.0（TSC）

	日本ネットワークアソシエイツ株式会社 W32/Lovsan.worm 駆除ツール：AVERTウイルス駆除ツール Stinger（スティンガー）

必要に応じて、ファイアウォールの設定を元に戻します。