- C ドライブでデータを保存したり削除したりすると、データの断片化が起こりシステムやソフトの起動が遅くなるため、 個人データの保存はなるべく D ドライブを使うようにしましょう。Windows が安定動作するためには C ドライブでの空き容量がある程度必要になります。
- C ドライブには「Program Files」や「Windows」というフォルダなど、決して削除してはならないシステムデータがあります。 このようなシステムファイルを誤って削除してしまう事がないように、データの保存などの日常的な操作は D ドライブで行うようにしましょう。
- ある種のウイルスはデスクトップ上にあるデータをネットワーク上に公開してしまうので、マイドキュメントなどに保存してある個人データも C ドライブにあると危険です。 セキュリティを考えると個人データは D ドライブに保存する方が安全です。
- 万が一 Windows が不安定になったなどの原因で再インストール(一括インストール)をする場合、 C ドライブのデータはすべて削除されてしまいます。
しかし、D ドライブにデータを保存しておけば D ドライブのデータそのまま残して、C ドライブのみを再インストールすることができます。
パソコンを購入時の状態に戻す (一括インストール) には?
以上のような点から、C ドライブは Windows などのシステムファイルとプログラムをインストールする領域で、
D ドライブはバックアップや普段のデータを保存する領域という使い分けをお勧めします。