文書番号103451：CD-R/RW にデータを追記する方法 (Windows XP)

ご質問

Windows XP で、CD-R/RW にデータを追記する方法を教えてください。

ここでは、Windows XP で、CD-R/RW にデータを追記する方法について説明します。

まず、CD-R/RW のデータを追記する際の書き込み方式について説明します。
CD-R/RW の書き込み方式は、音楽 CD に用いられる「ディスクアットワンス」とデータ CD の「トラックアットワンス」にわかれます。

ディスクアットワンスは、一枚の CD-R/RW に対して継ぎ目なく一度にまとめてデータを書き込む方式です。
音楽 CD として書き込む際はクローズ処理を行うため後から追加書き込みはできません。
古い CD-ROM ドライブや音楽用CDプレーヤーなどとの互換性が高く再生可能という利点があります。
トラックアットワンスは、一枚の CD-R/RW に対して「トラック」という単位でデータを書き込みます。
ディスクアットワンスは小さいデータでもクローズ処理を行うため追記ができないが、トラックアットワンスではトラックに分かれているので追加書き込みが可能になりました。
マルチセッション形式といって容量の範囲内で最大 99 セッションまで追記できますが、トラックとトラックの間で数メガバイトがセッション情報として消費されます。
古い CD-ROM ドライブや音楽用 CD プレーヤーなどは、マルチセッション形式に対応していないため互換性は低くなります。

つまり、クローズ処理を行わない、データ CD はトラックアットワンス方式により追記することが可能です。

以下に、トラックアットワンスでライティングソフトのRecordNow! と Drag'n Drop CD+DVD の追記を行う手順の説明します。

あらかじめデータを追記する CD-R/RW メディアをドライブにセットしておきます。