フィッシング詐欺について
文書番号:103758
最終更新日:2008/04/01 12:00
フィッシング詐欺とはどのようなものか教えてください。
ここでは、フィッシング詐欺とはどのようなものかについて説明します。
フィッシング詐欺とは、クレジットカード会社や金融機関、オークション、オンラインゲームなどのホームページにそっくりな偽ページにユーザーを誘導し、本物のサイトだと思って入力したID・パスワードなどの重要情報を盗む詐欺の手口です。
その結果として、架空請求詐欺や預金の引き下ろし、なりすましなどに利用され、多重に被害者となってしまうケースも目立ってきています。
【補足】
フィッシング詐欺の語源は「釣り」を意味する“fishing”ですが、その手口があまりに巧妙で洗練 (sophisticated) されていることから、“phishing”という綴りがあてられていると言われています。
フィッシング詐欺の被害として、具体的には以下のようなものが挙げられます。
■ インターネットバンキングにおける不正出金
ID、パスワードなどを盗まれ、取引銀行口座に入っていた預金が引き出されてしまう。
■ クレジットカード情報の不正利用
クレジットカード番号、暗証番号などが盗まれ、インターネットショピングされたり、偽造カードを作られてしまう。
■ インターネットオークションにおけるなりすまし
ID、パスワードなどを盗まれ、オークション詐欺などに利用されてしまう。
■ 個人情報の不正売買
重要な個人情報を盗まれ不正に売買された結果、不特定多数の犯罪者に悪用されてしまう。
なお、警察庁では、各都道府県警察本部に「フィッシング 110 番」を設置し、情報収集を進めています。
もし、フィッシングサイトを発見したり、フィッシングと思われるメールを受信した場合は、被害の拡大を防止するため、お住まいの地域を管轄する警察署へ情報提供されることをお勧めします。
また、フィッシング詐欺の具体的な対策方法については、以下の文書をご参照ください。