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Prius お役立ちガイド
文書番号:700058
※ この情報は、2006 年 12 月現在のものです。
ウイルスからパソコンを守ろう!
インターネットが普及するのに伴い、コンピュータウイルスの被害事例も増大してきました。
ウイルスに感染してしまうと、自分のコンピュータが被害を受けるだけでなく、メールなどを通じて他のコンピュータにウイルスを感染させる加害者になってしまうことがあります。

セキュリティ対策を行うということは、インターネットを利用するうえでの最低限のマナーと言えるでしょう。

ここでは、おもな感染経路やパソコンをウイルスから守るために必要な対策、さらにはスパイウェア・フィッシング詐欺などウイルス以外のセキュリティ問題について解説します。


ウイルスってなに?


パソコンのデータを壊したり、パソコンの動きを不安定にさせたり、起動できなくなるようにしたりする悪質なソフトウェアのことを、コンピュータウイルスと呼んでいます。
感染すると、パソコン内の大切なデータが壊されたり、パソコンの一部の機能が使えなくなったり、自分になりすまして勝手にウイルス付きのメールを送信したりと、ウイルスによってさまざまな症状が現れます。

ウイルスの種類

ウイルスには、大まかに以下のようなものに区分されます。

・ウイルス (狭義)
・ワーム
・トロイの木馬

ただ、最近はこの 3 種類にはっきり分類することは難しく、ワーム型ウイルス、トロイの木馬型ワームなど、複数の特徴を併せ持つタイプが多くなっています。
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どうやって感染するの?


コンピュータウイルスは、インターネットを介して、メールに添付されて送られてきたり、意図的にウイルスが仕込まれたホームページなどから、気づかないうちにパソコンに入り込みます。
見知らぬ人から送られてきたメールは、絶対に開かないようにするだけでなく、友人や会社の同僚などの知人から送られてきたメールも油断はできません。
知人が感染した場合は、その知人になりすまして、ウイルスが勝手にメールを送信することもあり得るのです。

知人からのメールでも、普段使用しないようなおかしな件名や、内容だったりする場合は、添付されたファイルなどは開かないよう注意しましょう。

ウイルスの感染経路 昔と今

インターネットが普及する以前は、フロッピーディスク (FD) や CD-ROM などで感染が広がっていました。書籍や雑誌の付録として付いていた CD-ROM にウイルスが含まれてしまっていたということなどもありました。

現在ではソフトウェアのセキュリティーホールを衝いて感染するもの、電子メールの添付ファイルを使って感染するものなどがあります。簡単に自身の複製をばらまくことができるため、現在では電子メールによる感染がほとんどです。

もし、感染してしまった場合は、まずは LAN ケーブルを抜きネットワークから物理的に切り離して、できる限り感染が広がらぬよう防ぎましょう。
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ウイルスからパソコンを守るには


ウイルス対策ソフトをパソコンにインストールしておけば、ウイルスの感染を防ぐことができます。
ウイルス対策ソフトには、ウイルス感染を予防する機能や、ウイルスを発見して駆除する機能などが含まれています。

Prius には、機種によって異なりますが、それぞれ「McAfee VirusScan」、「Norton Internet Security」、「Norton AntiVirus」というウイルス対策ソフトが付属されています。

下図は、「McAfee VirusScan」に含まれる「McAfee SecurityCenter」の画面です。
    McAfee SecurityCenter
下図は、「Norton Internet Security」に含まれる「Norton AntiVirus」の画面です。
    Norton AntiVirus
なお、ウイルス対策ソフトをインストールしたときの状態のままにしておくと、新種のウイルスを見つけることができません。
新しく発生したウイルスの感染を防ぐためには、「ウイルス定義ファイル」という、ウイルス対策に関するワクチン データを常に最新の状態にしておく必要があります。

インストール方法や定義ファイルの更新方法など、Prius に付属されているウイルス対策ソフトの使い方については、以下のページをご参照ください。
セキュリティ対策に関する詳細な情報もございますので、ぜひご活用ください。
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情報を集めよう


ウイルス対策を行うためには、予備知識としてつねに最新の情報収集を行うことをお勧めします。

◆ 公的機関から発信されているセキュリティ対策情報
    ■ 独立行政法人 情報処理推進機構
        (IPA : Information-technology Promotion Agency, Japan)
        IPA は、情報処理の促進に関する法律に基づき設置された行政法人です。
        経済産業大臣が定める情報セキュリティ対策の強化等の目標を受け、
        セキュリティ対策業務を行っています。

    以下の各項目では、最新のセキュリティ対策やコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況などの情報をご確認いただくことができます。

    特に注意すべきポイントを「今月の呼びかけ」として毎月紹介しています。

    ウイルスに感染する前に、また感染したときの対処方法などの情報が発信されています。

    その他にも、不正アクセスなどのセキュリティ対策の情報が発信されています。

    ユーザからの届出、相談も受け付けています。
◆ ウイルス対策ソフトメーカーから発信されているセキュリティ対策情報
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ウイルス以外にもご用心


昨今、コンピュータはウイルス以外にも危険にさらされている場面が多数発生しています。
また、スパイウェア/アドウェア、フィッシング詐欺など、年々悪質なものへと変化してきています。

スパイウェア/アドウェア
スパイウェア (Spyware) とは、ユーザーの知らない間にパソコンにインストールが行われ、各種の情報収集と、それら情報を外部へ送信するソフトウェアの総称です。
アドウェア (Adware) とは、動作原理的にはスパイウェアとほぼ同等のものですが、その目的が企業のマーケティングや宣伝活動に使われる点で区別されます。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺とは、悪意のある第三者が会員制 Web サイトや有名企業 (特に金融関係) を装い、「ユーザーアカウントの有効期限が近づいています」や「新規サービスへの移行のため、登録内容の再入力をお願いします」などと、本物の Web サイトを装った偽の Web サイトへの URL リンクを貼ったメールを送りつけ、クレジットカード番号や銀行預金口座番号、ユーザー名、パスワードといった重要な個人情報を盗み出す行為を指します。
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関連情報

以下の参照したいタイトルをクリックすると詳細を確認することができます。

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