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Prius お役立ちガイド
文書番号:700071
※ この情報は、2011 年 5 月現在のものです。
パソコンでエコライフしよう!
産業活動の急速な進展により、わたしたちの暮らしは便利で快適になりました。
しかしその反面、エネルギー消費量の増加傾向が目立ってきました。

ここでは、身近にできる節電や、地球環境保護対策として、パソコンの電力消費量を最適化して無駄な電力消費を抑える方法や、日立のパソコン回収リサイクルサービスについてご紹介します。

待機電力をカットしよう


家庭で使われる電力消費量の約 1 割は、待機電力によるものと言われています。
待機電力とは、電気製品を使っていないのにコンセントを差しているだけで消費されてしまっている電力のことです。

パソコンの待機電力も、飛躍的に抑えられてきてはいますが、それでもコンセントを差していると電力は消費されます。
長時間使わない場合はコンセントを抜くようにすると、電気代を抑えることはもちろん、落雷などにより過電流が流れて壊れることも防げます。

ただ、無駄だから減らそうと思っても、いちいちコンセントを抜き差しするのは面倒ですよね。

パソコンショップや家電量販店では、コンセントにスイッチが付いているものが売られています。
元から抜き差ししなくてもいいので、待機電力の節電にオススメです。
また、これを利用する場合、電気製品を使う時にコンセントに名前を付けていれば、どのスイッチを入れればいいのかすぐわかるので便利ですよ。
注意事項
テレビ機能付きパソコンの場合は、コンセント抜いてしまうと番組表取得や予約録画が出来なくなりますので、ご注意ください。
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消費電力を減らそう


最近は、インターネット常時接続をする人が増えています。
パソコンの消費電力は、冷蔵庫やテレビに比べると小さいとはいうものの、最近は動画処理のように負荷のかかる処理をする機会が増え、昔に比べるとパソコンの消費電力および放出される熱はアップしています。
また、放出される熱により、夏場のエアコン消費電力がアップするという間接的な影響も見逃せません。
できるだけ省電力でパソコンを使用する工夫をしたいですね。

さらに、パソコンの長時間の連続使用は、システムにも大きな負担がかかります。
こまめに電源を切るように心がけましょう。

モニタの電源を OFF にしよう
まずは、モニタの電源をこまめに切るようにしましょう。
ちなみに、スクリーンセーバーには電力消費を抑える効果はありません。
しばらくパソコンの前を離れる場合は、モニタの電源を切ることをお勧めします。

モニタの明るさを控えよう
モニタの輝度を使用状況に十分な明るさ下げることでも、電力消費を抑えることができます。

モニタの輝度を調整する方法については、以下の文書をご参照ください。 音量を抑えよう
スピーカーやヘッドホンの音量を小さくしたり、消したりすることでも、消費電力を抑えることができます。

スタンバイと休止状態を活用しよう
パソコンを使用しないときは、「スタンバイ」または「休止状態」にすることで、電力消費を大幅に抑えることができます。

スタンバイとは、現在の作業状態をメモリに保存して、必要最低限の電力供給でパソコンを待機させることです。
スタンバイからの復帰は、いちからパソコンを起動するよりもずっと早く、すぐに作業を再開することができます。
これに対し休止状態は、作業状態をハードディスクに保存することで、パソコンへの電力供給を抑えることができます。
ただし、復帰時にはハードディスクから必要な情報を読み込む必要があるため、スタンバイに比べて時間がかかってしまいます。

ちょっと席をはずすぐらいなら「スタンバイ」、しばらく使わないけれど作業中の状態を維持したいのなら「休止状態」を選択するとよいでしょう。

なお、Prius は「スタンバイ」や「休止状態」の設定が行われた状態で出荷されていますが、この設定時間をさらに短くすることで、さらに消費電力を抑えることができます。
また、ノートパソコンでは、パソコンを閉じると「スタンバイ」に入るように出荷時に設定されています。一時的に使わないときに、パソコンを閉じるだけで、消費電力を抑えることができます。

Windows XP で、「スタンバイ」もしくは「休止状態」にする方法については、以下の文書をご参照ください。 なお、Windows Vista には新しい省電力モードとして「スリープ」モードが追加されましたが、こちらは Windows XP の「スタンバイ」に相当する機能となっております。

Windows Vista では、[スタート] メニューで電源オフのボタン(Windows XPでは [シャットダウン] に相当) を選択すると、「スリープ」モードでパソコンを終了することができます。
Windows Vista の終了メニューの詳細については、以下の文書をご参照ください。
また、Windows Vista で、「スリープ」もしくは「休止状態」にする方法については、以下の文書をご参照ください。 注意事項
アプリケーションや周辺機器によっては、スタンバイやスリープを推奨しないものもあるので、仕様確認をしたうえで省電力機能をご使用ください。

停電になったときは・・・

「スタンバイ」や「休止状態」は、一時的にパソコンの使用を停止する場合などに、消費電力を抑えつつも、作業を中断したときの状態が維持されるというメリットがあります。

ただし、もし停電になったとき、「スタンバイ」ではメモリ上に残した作業内容がすべて消えてしまいます。
一方、「休止状態」は電源オフと同様の状態になるため、停電が発生しても問題ありません。

安全性も考慮しながら、「スタンバイ」と「休止状態」を使い分けましょう。
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使用済みパソコンはリサイクルへ


ご家庭で役目を終えたパソコンの回収リサイクルは、日立にお任せください。

日立は「資源有効利用促進法」を遵守し、ご家庭で不要になった日立製品のパソコンや CRT ディスプレイ、液晶ディスプレイの回収を行い、再資源化の取り組みを行っています。

回収リサイクル対象機器
このサービスは、日立製品の以下の機器を対象としています。
  • ノートブックパソコン
  • デスクトップパソコン本体
  • パソコン用ディスプレイ (CRT ディスプレイ、液晶ディスプレイ)
  • ディスプレイ一体型パソコン
回収リサイクル料金
「資源有効利用促進法」に対応して販売するご家庭向けパソコンには、機器銘板等に「PC リサイクルマーク」が付いており、このマークがあるパソコンについては無償で回収リサイクルを行います。
「PC リサイクルマーク」の表示部位を確認する方法については、以下の文書をご参照ください。
「PC リサイクルマーク」がない機器を排出する場合は、以下の回収リサイクル料金が発生します。

機器の区分 一台当たりの回収リサイクル料金 (税込)
ノートブックパソコン 3,300 円
デスクトップパソコン本体 3,300 円
液晶ディスプレイ
(液晶一体型パソコンを含む)
3,300 円
CRT ディスプレイ
(CRT 一体型パソコンを含む)
4,400 円

回収リサイクルの手順
回収リサイクルの大まかな流れは、下記のようになります。
サービスの詳細や回収リサイクルのお申し込み・お問い合わせは、以下のページをご参照ください。

ハードディスク上のデータ消去に関する注意点

ハードディスクには、ユーザーの重要なデータが記憶されているため、パソコンを譲渡あるいは廃棄するときには、これらのデータ内容を消去する必要があります。

ところが、一般的なデータ消去を行っても、ハードディスク内に記録されたファイルの管理情報が変更されデータを呼び出す処理ができなくなるだけで、本来のデータは残っているという状態にあります。

そのため、特殊なデータ回復のソフトウェアを利用すれば、これらのデータを読み取ることが可能な場合があり、悪意のある人によって、ハードディスク内の重要なデータが読み取られ、予期しない用途に利用される恐れがあります。

廃棄・譲渡等を行う際に、ハードディスク上の重要なデータが流出するというトラブルを回避するためには、ハードディスクに記録された全データを、ユーザーの責任において消去することが非常に重要となります。
消去するためには、専用ソフトウェアあるいはサービス (共に有償) を利用するか、ハードディスク上のデータを金槌や強磁気により物理的・磁気的に破壊して、読めなくすることをお勧めします。

詳細はこちら パソコンの廃棄・譲渡時のハードディスク上のデータ消去に関するご注意
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関連情報

以下の参照したいタイトルをクリックすると詳細を確認することができます。

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