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Prius お役立ちガイド
文書番号:700070
※ この情報は、2007 年 12 月現在のものです。
パソコンも大掃除しよう!
今年も残すところ、あと少し。
年末恒例の大掃除ですが、今年は家の掃除に加えて、パソコンもキレイにしてみませんか?

パソコンも部屋と一緒で、一年も使っていれば、ホコリや手垢が付着したりして、思いのほか汚れています。
また、パソコンの中身である Windows にも不要なデータがたまっています。

年明けから快適に使うためにも、年内のうちにパソコンのお掃除を済ませておきましょう。

ここでは、パソコンの外側と内側 (データ) のお掃除方法をご紹介します。
※ データ消失等のトラブルに対する補償はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。

パソコンまわりを掃除しよう


パソコンや周辺機器を普段から掃除している人は少ないと思いますが、一年も使っていれば、相当汚れているはず。

「ディスプレイが見づらくなった」とか「パソコンの音がうるさくなったような気がする」「キーボードやマウスの動きがぎこちなくなった」といった場合、実はパソコンに付いた汚れが原因であることも少なくありません。
汚れは、パソコンの性能にまで影響しかねないのです。

年末の大掃除の際は、ぜひパソコンまわりもキレイにしましょう。

ただし、パソコンは精密機械。掃除方法を誤ると故障してしまうこともあります。
掃除を行う場合には、以下の点に注意しましょう。

まず、パソコン本体とディスプレイは、必ず電源を切ってコンセントから抜いておいてください。
電源が入ったまま作業すると、感電したり壊してしまう可能性があり大変危険です。
また、キーボードやマウスは、本体から外しておいてください。
キーボード
キーボードは、手垢だけでなく、キーの隙間にスナックのかすやホコリ、髪の毛などが入ったりして、かなり汚れています。また油の付いた手で触っているとベタベタしてきます。
裏返しにして、軽くトントン叩くだけでも、かなり汚れが落ちてきます。
隙間に入ってしまったゴミは、エアダスターを使って吹き飛ばしましょう。
また、油汚れや手垢などは PC 専用クリーナーを使います。

マウス
マウスは、表面、特に薬指や親指の当たる部分などに手垢がつきます。
OA クリーナーを使い、マウスを握ったときに指が触れるボタン部分と側面、手のひらが触れる部分を重点的に拭きましょう。
また、ボール式マウスを使っている場合は、ボールが巻き取ってしまったホコリが原因でマウスの動きが鈍くなることがあります。
裏面のふたを外しボールを取り出してから、ローラー部分に巻き付いているホコリを、綿棒などを使って取り除きましょう。
光学式マウスの場合は、内部が汚れる心配はありません。

ディスプレイ画面
表示部分が汚れていると、文字が読みづらくなります。
静電気によりホコリが付きやすいので、こまめに掃除するようにしましょう。
熱を持った状態だと、かえってホコリがこびりつくため、電源を切って時間をおいてから掃除を行います。
また、液晶画面はデリケートなので、専用クリーナーで撫でるように拭き、絶対に力を入れないでください。

パソコン本体外側
テレビやビデオデッキなどの家電製品も同じですが、パソコンは静電気を帯びやすいため、どうしてもホコリが付きやすくなっています。
基本的なお掃除の手順は、まず乾拭きをして、汚れが落ちない場合にクリーナーなどを使います。
また、USB コネクタや PC カードスロット部分も水拭きはを避け、隅にたまったホコリなどは、綿棒を使ってかき出すようにするとよいでしょう。

パソコン本体内部
外側はそれほど汚れていなくても、内部にはかなりホコリがたまっています。
CPU や電源ユニットを冷却するために外気を取り入れるので、通気孔や CPU 冷却ファンなどのあたりにホコリがたまりやすいのです。
パソコン内部を掃除するときは、本体カバーを取り外してケースを開けなければなりません
このとき、電源ケーブルは必ず抜いて、内部のパーツにも素手で触れないようにしましょう。
メモリなどは静電気に弱いので、あらかじめ身近な金属 (水道の蛇口など) に触れ、体の静電気を逃がしておくことも大切です。
注意事項
一部のディスプレイ一体型タイプやノート型パソコンなどをお使いの場合、機体の設計上パソコンカバーを容易に開けられないものがあります。
その場合は、パソコンの内部を開けての掃除は行わないでください。

お掃除グッズいろいろ

パソコンショップや家電量販店には、OA クリーナーやエアーダスター、OA 用ハタキなど、パソコンのお掃除専用グッズがたくさん売られていますので、それらを活用するとよいでしょう。

もちろん、用途ごと (例:液晶用や本体用等) にきちんと分けて使うのがポイントです。

また、家庭用品で活用できるものもたくさんあります。

・ぞうきん (柔らかめのもの)
・綿棒
・軍手
・台所用中性洗剤 (薄めて使用)
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ハードディスク内のデータを掃除しよう


この一年間使用してきたパソコンの調子はいかがですか?
動きが鈍くなったりしていませんか?
パソコンの中も大掃除をして、すっきりした気分で新年を迎えましょう。

デスクトップを整理する
机の上に書類が積み上がっていくように、パソコンのデスクトップにも知らず知らずのうちにさまざまなファイルが増えていきます。

例えば、ソフトの新バージョンを適用する際は、Web サイトからインストールに必要な実行ファイルをダウンロードし、その実行ファイルを開くことでインストールすることができます。
インストールが終われば、この実行ファイルは不要ですが、そのまま残しているパソコンがけっこうあります。
またインストール時、ソフトを起動するためのショートカットが自動的にデスクトップに作られ、これもそのまま残しているパソコンがあります。

デスクトップにショートカットなどがたくさんあると、表示するのに時間がかかりメモリも消費します。
不要なショートカットや、インストールに使った実行ファイルはなるべく削除しましょう。
常駐ソフトを減らす
パソコンを起動して Windows が表示されるとタスクバーの時計の横に次々といろいろなアイコンが現れます。

これらは起動時に読み込まれる常駐ソフトで、ソフトウェアを必要なときにすばやく起動できるなどの利点がありますが、当然メモリを消費するため、一般のソフトが使用できるメモリの容量が減ってしまうため、トラブルの原因となることがあります。

常駐ソフトは必要最小限の数にすることをお勧めします。
不要ファイルを削除する
パソコンを使っていると、アプリケーションにより作成される一時ファイルや、Web ブラウザにより保存されるホームページのキャッシュといった一時ファイルが保存されていくため、知らず知らずのうちにハードディスクの空き容量が少なくなってしまう場合があります。

Windows に標準で用意されている「ディスク クリーンアップ」というツールを使えば、これら削除しても問題のないファイルを安全に削除し、ハードディスクの空き容量を増やすことができます。
ハードディスクを整理する
不要なファイルの削除が完了したら、続いて、エラーチェックツールを使って、ハードディスクの状態を確認します。
また、ハードディスクの中身を整理整頓し、処理速度を向上させましょう。

ショートカットとは

デスクトップにあるアイコンの多くは、あるファイルがどこにあるかという情報を記憶した「ショートカット」と呼ばれるもので、そのアイコンをダブルクリックすると、元のファイルが開いたり、実行されたりします。

ショートカットは、ソフトウェアをインストールするときに自動的に作成されるものも多く、知らず知らずのうちにたまっていきます。
ショートカットは必要最低限にしましょう。ショートカットを削除しても、実体のプログラムは残るので、特に問題はありません。

なお、Windows XP では、[デスクトップ クリーンアップ ウィザード] を使って、不要なショートカットを簡単に削除することができます。

詳細はこちら [デスクトップ クリーンアップ ウィザード] を使って、デスクトップから不要なショートカットを削除する方法 (Windows XP)
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データを整理整頓しよう


ハードディスク内の掃除が終わったら、ついでにデータの整理整頓をしておきましょう。
ハードディスクの負担を軽減し、パソコンの寿命を延ばす効果が期待できますよ。

使っていないデータを外部メディアに移動する
デジカメで撮った写真データや、Word や Excel などのアプリケーションで作成した文書データなど、普段はあまり使わないけれど大切なデータを CD/DVD などの外部メディアに移して保存することで、パソコンの空き容量を増やすことができます。
ディスクへの書き込みが終わったら、データが確実に移っていることを確認したうえで、ハードディスク側のデータを削除すれば、移動は完了です。
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関連情報

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