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Prius お役立ちガイド
文書番号:700064
※ この情報は、2007 年 6 月現在のものです。
パソコンをメンテナンスしよう!
最近、パソコンの調子はいかがですか?
普通に使っているだけなのに、何となく動きが遅い、エラーが出る、表示がおかしい・・・などと感じたことはありませんか?
購入したばかりのころは快適に動いていたパソコンも、何も手入れをしないまま使い続けていればさまざまな不具合が起こります。

Prius を快適に使い続けるためには、Windows の定期的なメンテナンスを実行することが大切です。

ここでは、手軽にできるパソコンのメンテナンス方法について解説します。
※ データ消失等のトラブルに対する補償はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。

不要ファイルを削除しよう


不要になって削除したファイルが [ごみ箱] に溜まったり、Web ブラウザによるキャッシュデータが増えたり・・・、日々パソコンを使っていると、わずかずつではありますが、着実にハードディスク領域はこれらの不要ファイルや一時ファイルによって占拠されていきます。

パソコンの起動時間や処理時間に悪影響を及ぼす不要ファイルは、自分で一つ一つ削除してもよいのですが、Windows には、目的のドライブから不要ファイルを簡単に削除・整理できる「ディスク クリーンアップ」というツールが標準で用意されています。
「ディスク クリーンアップ」を使用すると、インターネット一時ファイルや使用されなくなったプログラムなど、削除しても問題のないファイルを検索して、ハードディスクの空き容量を増やすことができます。

ショートカットと起動時間

デスクトップにあるアイコンの多くは、あるファイルがどこにあるかという情報を記憶した「ショートカット」と呼ばれるもので、そのアイコンをダブルクリックすると、元のファイルが開いたり、実行されたりします。
ショートカットは、ソフトウェアをインストールするときに自動的に作成されるものも多く、知らず知らずのうちに溜まっていきます。

実は、このショートカットと Windows の起動時間には関係があります。
Windows は起動時にショートカットのリンク元のファイルを確認するため、ショートカットがたくさんあると、その分、起動に時間がかかってしまうのです。

ショートカットは必要最低限にしましょう。ショートカットを削除しても、実体のプログラムは残るので、特に問題はありません。
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ハードディスクを整理しよう


不要なファイルの削除が完了したら、続いて、エラーチェックツールを使って、ハードディスクの状態を確認しましょう。

「チェック ディスク」では、ファイルシステムエラーや不良セクタ (ディスクの物理的な損傷により、データを記録できなくなってしまったセクタ) を発見した場合、自動的に修復・回復することができます。

不要なファイルの削除によってハードディスクに空き容量が増えても、データが複数の領域に点在して保存された状態のままだと、1 つのファイルを読み込む時間が長くなり、パソコンの全体的なスピードが下がってしまいます。

パソコンは大きなファイルを保存するとき、そのファイルをいくつかの小さなデータに切り分けて記録しています。
通常はこれらのデータはきれいに並んで記録されるのですが、ファイルの削除と保存を繰り返していくうちに、次第にデータの配置がバラバラになってしまいます (下図参照)。
「ディスク デフラグ」は、このバラバラになったデータを、正しい順番に並べ変えることができるプログラムです。
定期的にデフラグを実行することで、パソコンのスピード低下を防ぐことができます。
なお、ファイル構造を分析し、位置を変更しながら最適化していくため、デフラグはそれなりに時間がかかります。
ハードディスクの容量や存在するファイル数によって時間も変わりますが、1 時間程度かかることもあるので、時間のあるときに行うことをお勧めします。

万一のために・・・

パソコンでの作業中に誤ってデータを消してしまったり、ウィルスの被害などでファイル内容が破壊されてしまう可能性があります。

大切なデータは定期的にリムーバブル・ディスクやメディアにコピーをとり、保管しておきましょう。

詳細はこちら データをバックアップしよう!

また、データのバックアップだけではなく、システムが起動しないという事態にも備え、システムのバックアップも行いましょう。

詳細はこちら 「システムの復元」を行う方法 (Windows XP)
詳細はこちら 「システムの復元」を行う方法 (Windows Vista)
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常駐ソフトを見直そう


常駐ソフトとは、Windows の起動と同時に立ち上がり、そのまま Windows が終了するまで常に動作し続けているプログラムのことです。
具体例としては、日本語入力ソフトやウイルス対策ソフトなどが挙げられます。
ソフトウェアを必要なときにすばやく起動できるなどの利点がある常駐ソフトですが、反面、トラブルの原因になったりします。

常駐ソフトが起動していると、その分メモリを消費するため、一般のソフトが使用できるメモリの容量が減ってしまいます。
さらに、システムリソースも消費するため、Windows 自体が不安定になることもあります。

常駐ソフトは必要最小限の数にすることをお勧めします。
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D ドライブを活用しよう


パソコンのハードディスクは、C ドライブと D ドライブというように分けられていることがほとんどです。
写真や音楽などのデータ、ワードやエクセルで作成した文書などを [マイ ドキュメント] ([ドキュメント]) やデスクトップに保存していると、あっという間に C ドライブの空き容量が減ってしまいます。

C ドライブの負担を減らすためにも、空いている D ドライブをもっと活用しましょう。

[マイ ドキュメント] ([ドキュメント]) フォルダは、初期設定では C ドライブにありますが、設定を変更すれば、意識しなくてもデータを D ドライブに保存できます。
D ドライブにデータを保存することによって C ドライブの空きが増え、Windows が快適に動作するようになります。
さらに、D ドライブにデータをまとめておくと、Windows の再インストール時のバックアップが手軽になるメリットもあります。
D ドライブを賢く使って、さらに快適な Windows 環境を手に入れましょう。
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関連情報

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